5月23日に記者会見を行いました!

 棟方志功記念館存続署名の会は、5月23日午後1時から、青森県庁内で、署名活動開始の記者会見を行いました。

 記者会見には、青森ねぶた名人の千葉作龍代表、呼びかけ人で郷土史家の相馬信吉、舞踏家の福士正一、写真家の福士輝子、映画愛好家の畠山光吉、デジタルクリエーターの山下知徳が参加しました。

 午後1時スタートの記者会見には、県内の主な新聞社・テレビ局の記者やカメラマンが大勢詰めかけ、注目度が高いことが伺い知れました。

 記者会見では、はじめに千葉代表からの挨拶、相馬からの署名活動の概要、山下からは紙とネットでの署名の仕方、ホームページの内容などを紹介しました。

 記者の質問に対して千葉代表は、棟方志功が設立した洋画団体「青光画社」の仲間だった七戸町出身の洋画家、鷹山宇一の記念美術館が七戸町にあることを紹介し、七戸町が鷹山宇一記念美術館を運営できているのに、青森市が棟方志功記念館を存続できないのは、個人的に許せず、悔しいし恥ずかしいと答えました。

 相馬は、記念館閉館を決めた首長や自治体に対していくら存続を訴えても聞く耳を持ってもらえず、何か月経っても存続を求める声が上がらなかったので、青森市長や青森県知事が代わる今が、署名活動を始めるのに良いタイミングだったと記者に説明しました。

 福士正一は、棟方志功記念館の敷地で踊った経験を話し、多くの人が想いを寄せた場所は残るので、海外の仲間も含めて署名を呼びかけたいと話しました。

 他にも数名の記者から、この度新たに発足した当会について熱心な質問があり、それぞれの質問に対し、当会の出席者が丁寧に答えました。

 署名活動は、5月21日から8月末まで行い、集まった署名を取りまとめ、9月に青森県と青森市に陳情する予定となっています。

 紙の署名、ネット署名を合わせて、1万筆の署名を集めることを目標にして、署名活動を頑張って参りますので、皆さまのご協力をよろしくお願い致します。

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